白寿会の考え方と理念
私たち白寿会は、利用者様に安心・安全のもと日々豊かな時間をお過ごしいただき、日常に一つでも多くの感動を与えられるよう努力致します。
高齢者を取り巻く環境の中で、健康で安全・安心のできる暮らしを実現するためには、「介護」「医療」「住まい」を充実させることが極めて重要です。
白寿会の介護は、愛と尊厳、高い技術をもって行います。人は独りでは生きていけません。みんな支え合って生きています。愛と尊厳は、支え合いの「心」です。心が満たされること、これは何にも勝る、生きていくうえで人が最も欲し、最も大切なことでもあります。私たちの仕事の基本は、利用者様に「心」を伝えることです。
白寿会の介護は、医療との連携を重視し実行します。充実した医療連携は、利用者様の生活に安心をもたらし、穏やかな日常が確保されます。いつまでも元気で、活き活きとした生活のためにも日々の健康チェックをはじめ、医療機関との連絡調整により、事故や疾病を未然に察知し対処することが大切です。
白寿会の住まいは、利用者様の「自宅」です。病院に入院になられた場合、長引いても退去の必要はありません。退院時にまた新しい住まいを探す必要もありません。高齢者にとって生活環境の変化はとてもストレスとなり、様々な症状を悪化させる要因となります。一日も早く元気になって、ご自身の家に、白寿会の住まいに、帰って来られる日をお待ちしています。
「グレイス」は私たち白寿会のマンションの総称です。日本語訳では「慈しみ」や「優美」となります。人間愛をもってケアすることが白寿会の源です。

白寿会のこれまで
白寿会は、平成16年に大阪府東大阪市にて、入居定員20名、デイサービス定員30名の、小さなホームからスタート致しました。
スタートして間もなく、介護保険制度(行政)と介護の実態(現場)にある大きなギャップ、企業としての利益確保とボランティア精神を要する介護との融合、要介護者を安心安全にケアするための万全な医療連携体制の確立等、幾多の疑問と問題に直面致しました。然し、「介護」の難しさを痛感した反面、その社会的意義と使命感を改めて認識することにもなりました。この東大阪において、利用者様や家族様、地域の方々から様々な意見を拝聴し、また介護のプロであるスタッフからも多くを学ばせてもらった経験が今日の白寿会の基礎となっております。これらの経験をもとに、平成19年に大阪市住吉区に「グレイス我孫子」を、平成20年に「グレイス竹ノ塚」を、平成21年に「グレイス保木間」を、平成22年に「グレイス西久保」を開設することができました。
白寿会の介護は、多くの方に賛同いただき、数を増やしておりますが、グループの拡大を重視しておりません。そこに白寿会が必要であるという確たる理由、そして末永く地域に愛されるよう事業が継続できることが第一と考えます。

介護と医療はひとつのものでなければなりません
介護の現場では挨拶に始まり、笑顔でいることの大切さ、利用者個々の生活に細かな目配り気配りを実践すること、そして介護スタッフに最も大切な「人間愛」を持たせることを主に教育研修していきます。仕事ができて責任感があるだけでは白寿会の介護では足りません。介護技術は、自然に身に付くものです。逆に「人間愛」は日常の中で自然に忘れていくのが多くの介護現場で起こる問題です。このことを教育指導し、スタッフを「人」として育て、その資質を高めていく。この人間愛の涵養こそがより良き雰囲気(チームワーク)と環境を生みます。そしてスタッフの人間力を高めるにつれ、利用者様へのサービスが向上していきます。これが介護の本質と考えます。介護経営の基本は現場にあり、現場から離れてはできません。現場のスタッフをいかに「労働力」から「人間」として考えられるかが重要です。

介護事業経営の中心は現場にある
介護事業の経営者の多くは、要介護度の低い(軽度要介護者)入居者を対象とした事業計画を立てます。これは、介護をビジネスとして考える上では当然のことでもありますが、重度要介護者を対象とした場合、転倒や容態急変等の介護事故や人件費の高騰、スタッフ管理等の経営リスクを抱えるからです。なかでも経営の効率化から、高額給与である看護師の配置を回避するケースも少なくなく、また介護現場においては、介護スタッフの中にも「医療は看護師の仕事であり私たちの仕事でない」という考えも多く残っております。これが医療との連携が形式だけ(書面だけの提携)であったり、看護師が充分配置されない現状と合わせて、万全な医療体制が取れない要因の一つになっています。
平成12年に介護保険が導入された結果、安定産業への進出と言う形で、多くの企業が参画し、急速に介護施設等も増えてまいりました。然し、その多くは企業としての経営優先で、介護の本質と医療は後送りされておりました。これは、将来の成長産業として高まる需要や環境が作り出したものといえます。
白寿会は、入居対象者は介護度の重い要介護者を優先すべきと考えます。重度化するほどに家族介護は困難となり、老人ホーム等への入居ニーズが高まります。その時に万全な体制で安心して対応出来るホームがなければ、本当に介護が必要な重度要介護者は行き場を失い、対応出来る遠方のホームへ移り住むこととなります。住み慣れた地域で生活を継続できるように、介護、医療、住まいが一体となるホームが求められます。高齢になるほど、重度化するほど医療は必要となります。特に、高齢で重度の方は疾患も多く、二十四時間介護を要する状態の中で、医療との連携は不可欠です。白寿会の万全な医療体制の目的は重度優先の受け入れに基づいています。

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